ワイシャツの下にインナーを着る理由とは？

ワイシャツを着る人のなかには、インナーの着用を避ける人もいるようです。しかし、シャツの下にインナーを着ることは、社会人の身だしなみとして常識とされています。ここではその理由について解説します。

肌が透けるのを防ぐ

清潔でスマートな印象を求められるビジネスシーン。ワイシャツの下から肌が透けていると、不潔な印象を与えてしまうことも。しかし、インナーを着ることで肌が透けるのを防ぐことができます。

汗による不快感を解消

ワイシャツを着用する際、汗をかくことにより不快感が生じます。インナーを着ていれば、身体から出る汗が吸収され、快適な状態を維持することが可能です。

さらに速乾性を備えたインナー生地であれば、吸収した汗をすぐに発散させてくれます。肌が汗で蒸れてかゆくなるという方に試してみるとよいでしょう。

嫌なニオイを防止

汗によって生じる嫌なニオイは、自分だけでなく周囲の人も不快にさせてしまいます。インナーを着用している場合、ワイシャツの代わりに汗を吸収してくれるため、ある程度ニオイを防ぐことができるでしょう。

とくにニオイが気になるという方は、防菌防臭効果のあるインナーを試してみるのもよいでしょう。

ワイシャツに合うインナー選びのポイント

ワイシャツに適したインナー選びでは、色・種類・ネックラインが重要です。

インナーの色はベージュがおすすめ

一般的に、インナーの色は白が定番でしょう。しかし、ワイシャツの下から一番透けない色とされているのはベージュです。白でも透けなさそうですが、インナーの袖や首元のラインがくっきりと見えてしまいます。

ベージュに抵抗がある方にはその次に透けにくいグレーもおすすめです。シャツがくすんで見える黒のインナーは避けたほうがよいでしょう。

半袖インナーなら年中使える

インナーは袖の長さによって、半袖・長袖・ノースリーブ・タンクトップに分類されます。もっともスタンダードな袖丈は、季節を問わずに使える半袖のインナーです。たい印象によってブラックかブラウンのどちらかを選ぶようにしましょう。誠実なイメージを持たせたいならブラック、カジュアルでお洒落な印象を与えたいならブラウンがおすすめ。

長袖は冬場に重宝しますが、半袖シャツには合わせられないため通年使うことはできません。また、脇汗が目立つノースリーブやタンクトップは、ワイシャツのインナーには不向きなので避けたほうがよいでしょう。

首元のラインはVネックが安心

ワイシャツの首元からインナーが見えると、一気にダサい印象に。そのため、丸首ではなく、Vネックのインナーを選ぶのがおすすめです。ネック部分が深いUネックであれば、シャツの第一ボタンを外してもインナーが見えないため、より安心できます。

まとめ

今回は、ワイシャツの下に着るインナーシャツについて解説しました。ビジネスシーンでは、ベージュの半袖Vネックを選んでおけば間違いないでしょう。

ビジネスパーソンとしてのマナーに則った着こなしを心がけましょう。